ナマケモノには出来ないことが多い
側(はた)から見れば の話だが
本人はいたって真剣に生きているんだ
まさか自分の動きが信じられないほど遅いなんて
夢にも思わない
ADHDの特性としてよく言われるのが
視覚優位の脳なので
時間のような見えないものを把握することにすごく努力がいる といこと
何も意識しなければ
数時間は数分のように過ぎ去ることがある
ADHDでも得意不得意は様々なので
あくまでもわたしの場合
①部屋の時計はアナログ時計にする
②ノートかメモ機能で 細かいタイムスケジュールを書く
③要所要所でアラームを設定して自分に気づかせる
これらが役立っている
まず
①部屋の時計はアナログ時計にする
デジタルでは残り時間を把握するのに頭の中で計算が必要になるので
一瞬で見て分かるアナログ時計にしている
ちなみにわたしの母は真逆で
アナログ時計だとあと何分あるのかが分かりにくく
デジタルがいいらしい
②ノートかメモ機能で 細かいタイムスケジュールを書く
詳しく説明すると 例えば
10:00に友人と約束があるとして
まず待ち合わせ場所への所要時間をナビで調べる
5分前に着くことや 駐車にかかる時間 駅からの歩く時間も見積もる
そうして家を出る時間を決める
次に
洗顔と歯磨きに10分
化粧と身支度に20分 持ち物を準備する時間に5分
朝食はゆったりしがちだから30分
と逆算して全て時間を設定して書いていく
もし洗濯を干して行きたいなら
朝食前に洗濯 食後に干す(10分) これらも全て書く
合計すると1時間15分掛かるので
余裕を持って1時間半前からタイムスケジュールを組む
8:00 洗濯機を回す 朝食
8:30 洗顔 歯磨き
8:40 化粧 身支度
9:00 持ち物準備もしくは確認
9:05 洗濯を干す
9:15 準備完了!
9:30 出発
9:55 到着
10:00 待ち合わせ
必要に合わせて 帰りに買い物する時間なども設定する
このタイムスケジュールはたった1時間半の間でも何度も見返す
頭の中に保っていられないのだ
③要所要所でアラームを設定して自分に気づかせる
タイムスケジュールを書いただけではまだ甘い
朝食を取っている間にボーッとしたり
メールのチェックをしてしまって 確実に時間を見失うことになる
なので
朝食を終えるべき時間にアラーム⏰
化粧と身支度を終える時間にアラーム⏰
洗濯を干し終える時間にアラーム⏰
こうやって締め切りを意識させると
時間感覚を失わずに済むのだ
そもそも毎日のルーティンが決まっていないことも問題なのだが
これらをするようになって 遅刻しなくなった
逆にこれをせずにいたら
今でもギリギリかギリギリ間に合わないことになる
ナマケモノはナマケモノ
それは変わらないのだ
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