カキンチョウとの自己流な闘い方

過緊張との闘い

それは人間関係の中に潜んでいる


例えば

人前でコップを持つ手が震えて飲み物を上手く飲めない問題

1人の時や夫の前では絶対に起きないのだ

これから知り合っていく相手の前や大人数での食事会などが

特に危険


昔は自意識過剰なんだ 自分ってバカみたい

と思っていたのだけど

ADHD的になのかトラウマ的になのかハッキリしないが

その場の空気に飲まれてしまう

そんな感覚なのだ

今自分は何を発言したりどんな反応をすればベストなのか?

その正解が分からずパニックになっているのだと思う

若い頃 ADHD的に思ったことを口走って

その場の空気を壊してしまった記憶がある

それで自分をコントロールしようと必死になっているのかもしれない

最近は こんな場面でも色々考えて自分なりに何かを頑張っているのだな

と不器用な自分が愛おしくもなって来て

そんなに自分を卑下しなくていいと思っている

そもそも自己卑下が余計に過緊張を悪化させるのだから

やめた方がいい


それから 大人数で自分に注目が来てしまうことへの恐怖について

色々と試したのだけど

今までは注意散漫に色々な人の雰囲気や反応に目が行っていたので

話している相手にひたすら意識を集中するようにした

気まずくさせない程度に相手の鼻やおでこあたりを見たり

意識だけ集中して 目線は食べ物に向けたりする

そうするとずいぶんマシになった


それでも

あれ 今日はカキンチョウが来てる

という日がある(笑)

そういう時はたいてい 寝不足などで疲れている時が多い

疲れると緊張のコントロールが効かなくなるのだ

そんな時は今だ!というタイミングを狙って飲むか

両手でコップを持って 頑張って口にコップを押し当てている

そして内心 またかぁ(笑)と

自分を笑ってあげることにした

仕方ないよ そういう日もある

そうすると 気がついた時には手の震えがなくなっていたりする


仕事で失敗できない時 手が震えることがある

わたしがコップを持つ時 なぜかそういう感覚なのかもしれない

自分の一つ一つの言動を間違ってはいけない

失敗は許されない

楽しいはずの場でそんな闘いをしている人がいるなんて

不思議な世界だ


少し客観的に自分を労ってみる

自分に一生懸命で可愛いやつだなぁ

と声をかけてみる

自分を優しい世界に置いてあげるのだ

コメント