過剰適応の原因

 過剰適応

最近自分ってこれだよなぁと

しっくりくる言葉だ


どうやったら親の機嫌が悪くならないように防げるか

爆発されたら

どうやってその場をしのぐか

機嫌が良ければどうやって更に機嫌良くいてもらうか


それが

子どものころのわたしの使命

自分が(精神的に)生き延びるためのミッションだった

暴力を受けたわけではないから

大袈裟と言われるかもしれないけど

わたしにとって家庭は恐怖に満ちていて

地雷に怯えるような日々だった


泣いたら余計に機嫌を損ねるから

怖いし悲しいけど

目に涙をいっぱい溜めて

堪えた


ようやく大人になったら

社会はその拡大版のようなものだ

未知なる恐怖との闘いが始まった


次は赤の他人の機嫌を取ることが

無意識のミッションとなってしまった


どうして機嫌がわるいのかな

この人はどうして欲しいと思っているんだろう

自分にはキャパオーバーの要求をされても

なんとか頑張らないと

わたしの居場所がなくなってしまう


幼少期の恐怖が無意識に再現されて

赤の他人にまで

異常に合わせようとしてしまう

本当の自分は辛くて悲鳴を上げていて限界なのに


自分がすり減っているのに

ひたすら周りに合わせてしまう

それが

過剰適応だ


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